- 2012年7月1日
- BY 道太
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合法
首相官邸前で
ものすごい規模の
反原発デモが行われたらしいね
消費税が上がる法が衆院を通過したり
世間は大変な局面を迎えていそうですね◎
いや、僕も全く興味が無いわけではないけど
色んな側面のあるものだから
この日記には書かずにしておきます◎
そんな中
僕のフェイスブックページのタイムラインに
今日はあの画像が連投されていた◎
そう、レバ刺しだ◎
食品衛生法が改正され
この日記が上がっている7月1日には
姿が拝めなくなっているのだ◎
焼肉通ではないが
焼肉においてユッケ亡き昨今
レバ刺しのポジションは焼肉屋のつまみ界の横綱みたいなものだった
カルビや、ハラミ、ロース、タン、ホルモンなどは
どうしても、食べるものであり
つまむという表現は、なんだか違和を感じる◎
かと言って
チャンジャやカクテキ、韓国のりなど
100%つまみに従事しているそれらの一品とも違い
焼肉屋に行って
肉を焼かずに生で食す
その貴重性と言ったら何事にも替えがたいものだ◎
つまみになり得ることのできる肉
それがレバ刺しであった◎
そう、レバ刺しは焼肉における中庸界のドンなのだ◎
レバ刺しでお腹いっぱいになることは無いけれど
大人になりあの旨さを知ってから、あると必ず頼んでしまう◎
が、そんなレバ刺しが
今後は姿を消すのだ
今の子供世代で
レバ刺しを知らずに育つ子もいると思うと
不安にすらなる◎
先にも書いたが
レバ刺しこそ、人生の縮図だ◎
肉でありながら
そのポジションは自由に動き回り
色んなシーンに駆り出される
最初の前菜的なポジションであったり
中盤の箸休めであったり
終盤のお腹が満たされた後のお酒のアテであったり
色んなシーンに使われるということは
それだけいろんな人に愛されているということだ◎
そう、それも
レバ刺しの持つ柔軟性からなのだろう◎
そんな、レバ刺し君も
昨日までは合法
今日からは非合法な食になってしまった
非合法レバ刺し
まさかこんな時代がやってくるなんて思いもよらなかった
美味い物にはリスクが伴う
フグだって
キノコだってそう◎
牛肉だって
腐る直前が一番うまい
なんて言ったりするのを地で行く、ドライエージングのお店が出来ていたりね◎
そう、生の食材と言うだけで
リスクが生まれるからこそ
旨いのかもしれない◎
これからは
闇レバ刺しとかが暗躍するのだろうか
また一つ
日本から大きな食文化が
消える
同日、カリフォルニア州では
フォアグラが禁止されたらしい◎
思い出は美化されるのか
大切なものは無くして初めて気づくのか
もう、すでにレバ刺しを食べたくてしょうがなくなっている◎