一期無会

昨夜、

青二才にあの男が突然やってきた。

 

知ってる方もいると思うが、

 

一年半ほど前に阿佐ヶ谷を離れ色んなとこに転勤して

 

今は埼玉で住宅を売っている、

 

異常なほど青二才のファンでいてくれるグッピーだ。

 

不運な事にドウタと俺がお休みの昨日、
グッピーが来ているのを知って
仕事帰りに来てくれた昔からの常連さんも含め
沢山の古くからのお客さんと再会できたらしい。
俺がグッピーの来店を知って
青二才に駆けつけた24時頃には、
もう
ベロ酔いだった。。。

 

店も終わりかけていたので
そんなベロ酔いの男を連れ、
朝までやっている近くの蕎麦屋さんへ。
会ってなかった空白の時間に
どんな所でどんな事してたか。
今はどんな事してて、どんな事に悩んで、どんな事が嬉しいか。
あの人は元気か、この人は今どこにいるのか。

 

なんて事を酒を交わしながら話した。
その中でも
久しぶりに阿佐ヶ谷に来て、青二才に来て、
そこには変わらず知った顔があって、
ドウタ・神谷がいなくてもちゃんと店がまわせる位スタッフが逞しくなって。
それが嬉しかったみたい。

 

『んじゃ誰か呼ぶか!』

 

ってことになって
一先ず家が近くてさっきまで青二才に居たという
“ケンヤ”に電話した。
グッピーたっての希望で、だ。
結果的に言えば朝一から出張だ、ということで来なかったのだが、

 

その後飲みながら話してると、

 

なんとグッピーとケンヤは今日初対面だったという。

 

ただお互い青二才日記やらツイッターやらで存在は知っていて

 

初めて会ったのに挨拶は“乾杯”から始まったらしい。

 

一度も会ったことないのに
その人の事を知っていて
普通なら

 

友達になるまでに要する煩わしい時間をすっとばして
いきなり共通の話が出来て、
今まで何回も重ねてきたかのような、初めての乾杯ができる。
ってすごくない?!
素晴らしいね!
そんな場所に青二才を選んでくれて俺も幸せです。

 

『だからね~、兄さんね~、日記毎日楽しみにしてんスから~、ちゃんと書いてくださいよ~』

 

おうよ

 

わかったわかった
ベロ酔いですぐ泣く久しぶりの男に
暖かい気持ちにさせられた一日でした。

 

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