バリ5
もう、今の子たちには死語になっているであろうことを知りながら
あえて使ってみようと◎
一昔前は
携帯の電波が入りやすいことを
こう言ったんですよ◎
『お!ここ地下二階なのにバリ3(サン)だ!』
なんてね◎
今は言わないよねきっと◎
知らないけど◎
使ってるところ
聞かないもんな◎
ま、携帯の電波が入るということは
その場所は携帯にとって電波感度が良いわけで
つまりですね
何で今日のタイトルを
バリ5にしたかと言うと
今、僕
キッチンやってるじゃないですか◎
もうね、感度が良すぎて◎
環境が変われば
物の見方も変わるなんて
知ってはいたけど
例えば、八百屋さんや
スーパーなんかに行っても
今までとは違った目で見るのね◎
『この食材、ああやって食べたらおいしそうだよね』
なんかは、今までも思ってたことあったけど
『お!今日はアレガ安い!今日ぐらいの値段なら、安く出せるな◎よし、買って行こう』
とかね◎
たかが
キッチンに入っただけで
街の風景が変わったのです◎
風景自体は変わってないけど
僕のアンテナが今までにないポイントをキャッチしてくるようになった
と言った方が良いかな◎
その中でも
一番ビックリしたのは
『美味しかったよ、ありがとう!』
の一言でホントに泣きそうになる自分がいること◎
僕、今まで
お客さんが言ってくださった
全てのその一言一言を
ちゃんとキッチンに伝えきれてなかったなぁ
なんて反省もしながら
やはり、バリ5の僕は
たった一言で何度も感極まるのです◎
たとえそれがジョークで言ったんだとしても
それでも、簡単に心に響いちゃう◎
だから、自分が作ったものが
人に届いて、その人がどういう表情するか
とか、ものすごく見ちゃったり◎
それぐらい
自分の出すものには愛情を込めて
自分の子供を旅に出すような◎
ちゃんと無事にお客さんのところまで届いたかな
ちゃんとうちの子、理解してもらって受け入れてくれたかな
ちゃんとうちの子、気に入ってもらえたかな
なんていう気持ち◎
だから最後に『美味しかった』
なんて言われると
自分の子供のことを褒めてもらっているような気になり
ホントに嬉しくなっちゃうわけです◎
ま、子供居ませんが◎
今キッチンに入ったこともそうだけど
新しいことを
どんどんやることって
自分感度を上げるために
ものすごく必要なことだと思ってます◎
いつか、慣れが来て
この気持ちを忘れちゃいそうな時のために
備忘録備忘録◎
今、感度が高いので
小椋の喜びは二倍サービス中です◎
サービス期間が終わらないようにしないとね◎
さて、帰りながら明日の仕込みを考えようっと◎