- 2013年8月5日
- BY kamiya
暑い
夏、だから暑い、に決まってる。
しかし中野店は異常な暑さだった。
その日まで設置されていた業務用エアコンは2基。
初夏のとりわけ蒸し暑い日の店内の温度に抗うように
風速は【急】、温度設定は【18℃】
にもかかわらず
体感温度は28℃くらい。
まだ7月初めとは言え異常な夏日だった。
これはさすがに本格的な夏に勝てないと思い
業者さんに修理をお願いすると
次の日早速エアコン一筋でやってきたというおっちゃんが
来てくれて
往診してくれた。
しかしウチのエアコンを一目見て
『あ~ぁこりゃ、、、』
と、もう既に、直すならけっこうお金かかりますよ~的な雰囲気。
聞けば設置されたのがもう28年も前の事。
故障云々の前に元々の性能の話だ。
『軽自動車で高速道路走ってるようなもんですよ』
と、おっちゃんに言われ
そうなると
じゃぁ大排気量の車ででアクセルベタ踏みしてみたい!!!!
という欲求にかられる。
『エアコン界のフェラーリください』。
聞けば性能的には倍くらいあるのに
電気代は今の半分くらいになるだろうという。
ハイブリッドのフェラーリみたいなもんだ。
2週間後のある営業終了後、
やたらとガタイの良いお兄ちゃんたちが7人、
でっかい荷物と共にやってきた。
実際はフェラーリ買うには店が小さいことと
ウチの経済状況も相まって
ファミリーカークラスになったわけですが、
それにしてもちゃんと冷える。
冷えるんだけど
いいんだけど
べつにそれが普通なんだけど
褒めてもらいたいわけじゃないんだけど
『お、エアコン新しくなったね』
の声が少なすぎる!!!!!!!!!!!
これは完全にこちらのエゴなんだが
あれだけ暑い暑いと、早くエアコン換えろと、ご意見されていたお客様が
換わっても気付かない!
くぅぅぅぅぅぅ。
自分から
『今日は外蒸し暑いですね~』
と何度わざと飲食店お決まりのくだらない天気の話題を振ったことか。
とはいえ、ま、お客様が快適であれば僕はイイんです。
どんなに外が蒸暑くても
店内が涼しいって
今や普通のことですもんね。
ただ
毎日中目黒から自転車で来る
中野店キッチンスタッフの原始人ヤスは
エアコン交換してもうずいぶん経つのに
未だにエアコンの下でTシャツパタパタしながら
『いやぁエアコン入れ替えて良かったッスね!神谷さん!』
と毎回言ってくれる。
かわいいヤツだなぁ。
お金かけてよかった!