記憶の倉庫
一度無くなっていたはずの記憶が
ふいに、あるところからのきっかけで鮮明に蘇ることがある◎
それはきっと、無くしていたのではなく
日々のインプットに追われて
脳の片隅に無理矢理しまい込まれたようなものなのだろう◎
雪が降った朝の空気の匂いなど
まさにそれで、一度深呼吸すれば
みるみる幼少時代を思い出す◎
が、今回のはそんな遠い時代の話しでなく
つい先日の話し◎
先月末に僕と神谷は無理矢理シフトに穴をあけて
一泊二日で秋田~盛岡~栃木を回る弾丸ツアーをしてきました◎
中野店のカウンター上には、蔵元さんから空き瓶を送って頂き
半年間だけ陳列させて頂く棚があるのですが
そこに去年の10月から今年の4月までお世話になった秋田の新政さん
今年の4月から9月までお世話になった栃木の仙禽さん
それぞれ48本ものお預かりしていた瓶を返しに行こう!
と、96本もの空瓶を積んで挑んだ二日間でした◎
互いに深夜まで営業をこなした朝の五時
ゼロ睡眠で挑んだ東北道◎
交代交代に運転をし、9時間ぐらいかけて秋田に着き
お礼とともに瓶を返却し、足早に一路盛岡を目指したのです◎
盛岡に行った理由は
青二才の古くからのお客さんであり、僕からしたら
井の村時代からの友人である、はるかという女の子
転勤で盛岡に引っ越した
彼女とその旦那のマサに会いに行く
と言う理由だけでした◎
ま、秋田と岩手って隣同士だし
近いっしょ!
みたいなノリで◎
ま、ざっと3時間ぐらいかかりましたが◎
盛岡で会って、久しぶりの再開を果たし
車を止め、飲みに行き
久しぶりの乾杯をし、
そもそも、睡眠が足りていなかった僕らは
あっという間に酔いが回り
一軒、二軒、と
この辺までで
記憶がぼんやりし始めます◎
そして次の記憶はもう、朝、みたいな感じです◎
ざっくりと楽しかったなぁなんてのはありますが◎
無事に栃木も回り東京に帰って来て
今に至るのですが
昨日
はるかから一通のLINEが送られてきました◎
あるURLと「動画見て!」とだけ送られて来たそのリンク先を見て
盛岡の夜が鮮明に蘇ったのです◎
次に行く飲み屋を探して
盛岡の繁華街をうろうろしていたところ
地元テレビ局のカメラが同じくうろうろしていたので
酔っぱらいの僕らは自分らから声を掛け
「撮ってくれ、撮ってくれ」と◎
「何の番組ですかー?」
なんて聞いたものの
東京から来た僕らは全くピンと来ず
それでも、酔っぱらいの方が勝り
クルーにどんどん絡み
結局岩手県民と化して
映り込むことに成功したのです◎
動画を見てはっきりと思い出した
その番組名は
「あるある岩手」
岩手県民ならではのあるあるを探し
番組に仕立て上げると言った
まさに、
岩手県民の
岩手県民による
岩手県民のための
番組です◎
ほんの2、3、秒の登場ですが
「あ、この人酔っぱらってんな~」
ってのが一目で分かります◎
2秒で視聴者に何かを伝えられるって
すごいよね◎
全力で楽しそうな大人四人の
「あるある岩手」どうぞご覧下さい◎
https://www.youtube.com/watch?v=gd0tzSc84pk
本編、見たいなあ◎
岩手ちょっと好きになりそう◎