- 2015年4月1日
- BY 道太
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クラウドファンディング
青二才を株式会社にしてから
今日でちょうど一年が無事に経ちました◎
これもひとえに、いつも可愛がってくださっているお客様と
過酷な環境の中でも楽しんで働いてくれているスタッフ
そのスタッフを支えてくれている家族のおかげだと思っています◎
いつもありがとうございます◎
1月末、銀行の融資審査に落ちた時
とにかくなんとかして現金を集めなきゃ
と
追い込まれながら出会ったものがあります◎
クラウドファンディング
ネット上で青二才を応援してくれる人々から少額の投資を募り
一つのプロジェクト(今回は神保町の新規出店)を成功させる
といった具合のものです◎
顔の見えない人から
投資を募る
とだけ言うとどこかしら怪しさを感じざるをえないのですが
最近では
横浜市がクラウドファンディングを推奨して
地域活性化に努めていたり
色々な会社が広報活動の意味合いも込めてやっていたりするのです◎
(まずは会社や、お店の事を知ってもらい、賛同者≒ファンを募るので
このお店に行ってみたい!と思ってくれる人が投資をしてくれる。また
投資の見返りに、例えばお店のお食事券を発行することで実際に
お客様予定者である人々が足を運んでくれるなどなど、といった具合)
今回、神保町出店に際し
銀行融資で足りない部分の埋め合わせや
全く未知の地での開店という事で
開店前からアンテナの高い人々に
青二才を知ってもらう意味合いも込めて
クラウドファンディングをやってみよう!
となっていたのですが
やめました◎
3月のスタッフミーティングでは
クラウドファンディングの知識に明るい人を呼んで
みっちり勉強会をするぐらい前向きに検討していて
実際に4月1日からプロジェクトを始めよう
としていましたが
先に書いた通り、やめました◎
なぜか
一番大きな理由は
やはり、営業以外でお客様からお金を出してもらう
と言うのがどうしても最後まで引っかかったためです◎
自分で自分を説得できなかったのです◎
まだ、顔の見えていない人々から
僕たちの青二才を知ってもらったうえで投資していただく
と言うのには抵抗が無いのですが
すでに来て、可愛がってもらっているお客様に
『僕らの神保町店に投資してください!』と言うのが
何か変だなぁと思い、それを納得させるだけの説明も思いつかない◎
ゆえに
お金は魅力的でしたが
やめちゃいました◎
僕は日本酒業界の発展のためにこんなことを思いついた!
そのためにはこれぐらいの資金が必要です!
皆さん、賛同して頂いた方は投資お願いします!
とかね、自分たちの都合だけでなく
関わってくれる人が楽しくなるような
誰もを説得できるぐらいのコンテンツがいつかきっと生まれる気がしています◎
その時はやってみようと思っています◎
あぁ、阿佐ヶ谷閉店からの
再び阿佐ヶ谷で!の出店時にでもやってみようかなぁ◎
開店前から色んな人と関わりながらお店作りが出来る手段として
間違っていない気がするし、ね◎
しかし、神保町が近づくにつれて
会社の規模が大きくなるにつれて
様々な選択と決断を迫られる回数が増えてきました◎
当然の事なんだろうけれど◎
ゴールの先もまた道は続くという前提での
ゴールに向けて、僕らは一致団結して歩みを進めるのですが
到達するべき場所への道のりが一つではないことを今再び実感しています◎
今回、クラウドファンディングをやめたのも
そういった道を選んだだけ、ということ◎
クラウドファンディングをやって、ゴールを目指す方法もあったでしょう◎
でも、僕らはやっぱりお客様と共にあるし◎
堂々と、一番真ん中の道を選んで
楽はせずに進もうと思います◎
さて、まだまだ不足している神保町出店資金
今日も営業頑張るチームでお待ちしています!