原点の5円玉
大掃除というか
8年間の間に溜まりに溜まった不用品などを
先日、大きなトラックに来てもらい一気に片付けました◎
その際に
三階の倉庫の奥の奥から出てきた物
懐かしいなぁ
これ
三鷹の青二才やってた頃
僕も神谷も25歳とかかな◎
それまで井の頭公園では一杯300円で何でもやってた◎
でも、実際にお店を借りたり(日曜日だけの間借りだけど)
車で荷物を運んだり、お店のグラスなんかも使わせてもらっていたし
一杯500円にしたんだよね◎
でも、その一杯200円の差が
今まで来ていてくれた人や
300円に慣れてしまっていた自分からしたら
大きく、どこかで申し訳ないと思ってしまっていたりしたんだよね◎
実際、三鷹青二才に来てくれていたお客様は
200円の差で文句を言う人はだれもおらず
15席ぐらいのお店に40~50人入って
ほとんどが立って飲んでいたり
人のお酒をバケツリレーのように回したり
毎週開店、閉店の作業を手伝ってくれたり
「そんなのが楽しいよ!」と言ってくれていたんだけど
やっぱりどこか悪い気がして
自分をその感情から逃げさせるために
一回来店してくれる度に
この青いリボンを結んだ5円玉をそれぞれに渡していたんだ◎
「青(二才)で結ばれたご縁(5円)だよ、ありがとう!」
みたいな感じで◎
すると
「100回来たら500円で一杯タダになるね!」
なんていう粋な言葉も返してもらったり◎
いまでもごくたまーに
「私まだお財布に入ってるよ!」
とか言って見せてくれる子もいたりする◎
本当にありがたいご縁◎
飲食店って、結局お店だから
お客様に何かを提供し、その対価にお金なんかをもらったりして成り立つわけで
それを先回りして、お客様が欲しいものを用意して
良い物、美味しい物、素敵な空間が磨かれていき
どんどんお店が成長していくものだし、していかなければならないと思う◎
けどね、この頃の気持ち忘れてたわちょっと◎
お客様が欲しいか欲しくないかは分かんないけれど
僕たちはこの気持ちを大事にしてるんだ!
って
これあなたにあげたいんだ!もらってください!
ってもっともっと幼稚な感じ◎
昨日の日記
好きな時に好きだと、好きな物に言える
大人になるとね
相手の気持ちを考えてからじゃないと
何かを言えなかったりね、
どんどん出来レースのような展開が多くなってきちゃうんだけど
片思いのラブレターのように
ただただ、「出会ってくれてありがとう!今日もこれからも!」と
渡していた青いリボンの5円玉◎
純粋に出会いに感謝してたな◎
最近はお客様にもらいっ放しだから
そろそろこちらからも、なー◎