- 2019年12月25日
- BY 道太
新たな1ページ
感情論で言ってしまえば
また、とても寂しい
もう何回同じことを繰り返したのか分からないけれど
やはり、慣れない
この年末で、長年一緒にやってきた
中野のヤスが卒業する◎
新たな人生の第一歩として胸を張って青二才を卒業していくのだから、社長としてそこは晴れ晴れしい気持ちで送り出すことにしている◎
が、社長でもなんでもないただ一個人の自分が、そんな気張って社長感を出している小椋という男に心の真実を唱え「寂しいよな、辛いよな、もっと一緒にやりたかったよな」と、ど直球を投げてくる。
こうなると、やはり自分はまだまだ人間が至ってないというか、弱さを感じざるを得ないけれど、やはり感情論が強くなり、社長である前にただの弱さを多く持った人間なのだと知る。
つまり、やはり、寂しいのだ◎
それでも自分の中の、圧倒的野党ながらに偉そうな社長感が「寂しいなんて言ってる場合じゃねえぜ」と背中をぐいぐい押してくる
この野党は年々勢力を持ち出し、たまに感情論で動く自分を制御してしまいそうになるが今のところやはり、まだ弱い自分の方が与党となり、ダメな経営者としていろんな人に頼りながら、持たれながら今日もやっている◎
つまり、ヤスの卒業に際し
今回も、
今までもらった恩や、ヤスの将来に対し、すごくワクワクしながらも
やはり寂しい、と言うのが自分の率直な感情なのだと思う◎
精神論で言うと
ヤス以上に安心させてくれる奴は居なかった◎
忍耐?根性?
そんな昔の美学がどんどん逆風にさらされる中で
ヤスという男はどんなに大変でも、文句を言わず、グッと自分(ヤス)の哲学の元動く◎
なので、常に迷う僕のような者にとっては
船のイカリのように僕をそこに留めさせてくれたり、また、ヘンゼルとグレーテルの小石のように道を見失うような時に戻ることのできる選択を与えてくれる存在であった
後ろに戻ることもできるんだよ!と言ってくれているから、前に強く進めるのだきっと◎
今よりも若い頃、身内の弁当屋で働いていたヤスは、朝から晩まで働いて、1ヶ月の給料が3万円だった、と笑いながら話していた◎
「一年で36万、俺その時年収36万だったんすよー!」なんて笑って話すけど、それを2、3年やったと言うし、きっとその時のヤスもやはりヤスの哲学の元で、納得して働いていたのだと思う◎
今回の沖縄移住も、奥さんの実家に近いところへ引っ越して、できるだけ奥さんと奥さんのご両親との時間を作ってあげたいとの思いがベースにある
時間とか、お金とか、労力ではなく、これをすることがヤスの哲学の元、ヤス自身が納得のいく人生の選択なのだと思う◎
なので、やはりヤスという男は良い男で、自分がこうと思ったものには全精力を持って取り組み、たまたま、その途中に青二才に出会い、青二才に対してその全精力を7年も注いで貰えたのは本当に光栄なことだと思う◎
精神論で言えば、
やはり
ヤス以上に安心させてくれる奴はいなかったし、これからもきっとヤスの存在は僕らの中で安心させてくれるものであると思っている◎
理想論で言えば、やはり
ヤスとこれからも一緒に仕事をしたい◎
なんらかの形で繋がっていきたい◎
沖縄と東京という物理的な距離はあるけれど
僕個人として、また青二才として
ヤスと一緒にまだまだやりたいことがたくさんあるんだ◎
だから、それをしたい
したい
したい
もう、感情論も、精神論も、理想論も
全部一つの鍋に入れて強火で煮込んでみた◎
とにかくすべての形がなくなるほどに煮込んだ◎
三日三晩、いや、一週間
いや、きっと一番最初にヤスに沖縄移住の話を聞いた3年前からずっと煮込んで
煮詰めては、水を足し、煮込んで
煮詰めては水を足し煮込んで
ヤスとも話し
やっと先週、一つの納得のいくものが出来ました◎
納得のいくものが出来ていなかったので
お出しするわけにはいきませんでしたが
ヤスと青二才のこれから
ヤスを独立型店長として
「沖縄青二才」を来春オープンさせます!
つまり、青二才の新店舗が沖縄にできます◎
つまり、ヤスはまだまだ青二才です◎
卒業でもなく、ヤスと青二才の新たな挑戦を
沖縄で始めます◎
ヤスの卒業発表以降ずっとボンヤリさせてしまいごめんなさい。
でもやっと、お互いの覚悟が一致してスタートを設定できました◎
まだ、場所もコンセプトも決まってません!
でも、そのお店の名前は
「青二才」です◎
どうかまた力を貸してください◎
いつもお願いばかりですみませんが、ヤスが沖縄の地でちゃんと根を張ってやっていけるにはみなさんの力がまだまだ必要な、青二才です。
どうか、どうかまた力を貸して、応援してください◎
僕ら青二才、頑張ります◎
寂しいけど、寂しくない!
楽しい!!
さて、駅に着いた◎