- 2011年4月20日
- BY 道太
未来は僕等の手の中(前)
毎日、フードメニューの表紙に
【今日は何の日】を載せるようにしているので
いつものように調べていたら
昨日、4月19日は【最初の一歩の日】と出てきた◎
なんだろうか、と
気になったので調べてみたら
伊能忠敬が日本地図の基となる
大日本沿海輿地全図を作るため、足掛け17年にもなる
果てしない旅に出た最初の日だったそう◎
200年以上も前、1800年の話◎
そっか、この日に
踏み出したんだ◎
節電で真っ暗な今の東京
1800年の江戸は
当たり前だけど
それ以上に暗く
電車もない
パソコンも無い
そして、それを作りに行くのだから当然だけど
地図も無い旅
どんな思いで最初の一歩を踏み出したんだろう◎
どこまで大地が続いているかも分からず
いつになれば旅に終わりがやってくるかも見えない旅
ゴールが見えないマラソンこそ辛いものはない
自分の人生がいつ終わるか分からないように
その旅もいつ終わるのか
無事に終わるのか
半ばで倒れるのか
ただ、志だけ持って
暗中模索の毎日
これって、似てないか
今の日本に
いろいろな情報だけは
山のように溢れるけれど
大事な情報や
行き先を案内してくれる人が不在
そこだけは似てると思う◎
今だけを照らす物はあれど
将来を指し示してくれる光はなかなか無い
それでも
やっぱり
旅に出なきゃならない時期なんだ
と思う◎
原発問題や
色々な経済不安
被災者の保護や
きっとはっきりと先の見えないものばかり
でもね、先人だって
そこへ挑戦して
今、地図があることが当たり前の生活に
なるほどに浸透したんだもん◎
未開の地、蝦夷に立ち入り
大きな川や、湿地や、荒々しい海など
いくつもの困難を越えて
地図を完成させたんだもんね◎
見えないのは
いつも同じ◎
この先を作っていくために
未開の地だろうが
やったこと無いことだろうが
信念に基づいて
『良い!』と思ったこと
感じたことは、やらなきゃな◎
あ、
今の日本のことだけじゃなくて
お店のことや
自分のことに対してもそんな感じ◎
まぁ、全部一緒なんだろうな◎
きっと全てのことに対し
最初の一歩の日が毎日どこかであり
二歩目の日も
三歩目の日も
三歩進んで
二歩下がる日も
歩き続けなきゃ◎
歩かないと
進まないと
地図は出来ない◎
未来の
地図を手にするには
歩かなきゃね◎
さて、社会人の皆さん
今日も頑張って仕事に行きましょう◎
きっと大変な日もあるでしょうが
得体の知れない土地の
地図を作るよりは簡単なことなんじゃないですかね◎
そう思ったら
なんか色々出来そうです◎
今日が始まりの日になるかもね◎
んで、帰り道には待ってます◎