vsにんじん
無謀とも言える戦いであっても
僕らは臨んでしまうのです◎
だって、余力を残さない美学の元で一致団結した青二才軍団なので◎
と、いうことで
定休日になった昨日の火曜日、スタッフミーティングだったのですが
スタッフミーティングの前の定番と言えば
ここ、西荻窪キャロット
毎度毎度、半年に一回くらいは
謙一が『行きましょうよー』と
提案してくるので、そのたびに
負け戦と分かっていても
臨んでしまうのです◎
過去の戦歴はこちらを
カキフライ
https://aonisai.jp/1225
エビフライ
https://aonisai.jp/1478
さて、昨日は
キャロットデビュー戦の
マー君とマコトを従えて◎
僕と謙一の4人体制で◎
マコトは、僕が初戦で大敗をした【ステモリチキン】
300gのハンバーグに
200gのステーキに
200gのチキンソテー
が1プレートになっていると言うあれです◎
マー君は僕が前回戦った
超巨大『大正エビのフライ』定食を◎
謙一は【ステーキ盛】
300gのハンバーグに
200gのステーキに
エビフライ
が1プレートになっているものを◎
そして、今回僕が戦いを挑んだのは
600gハンバーグ!
前日から気合いを入れたいところだったのですが
マー君が前日に出してきた、まかないは
煮込みハンバーグ!笑
ま、そんなことに挫けずに
朝起きてお腹が減っていても何も入れずに
一目散にキャロットを目指しました◎
さて、カウンターに4人案内され
しばし、他の席の料理を
『美味しそうだなーお腹減ったなー』
などとみんなで談笑していると
『マスターからサービスです♪』と
サラダが出されました◎
うん◎
毎度ありがとうございます!
(謙一が学生時代にキャロットで働いていたので
いつもマスターがサービスしてくれるのです)
そして、サラダを食べ終わる頃
予想を遥かに超えるものが登場しました◎
はい、どん!
過去に、カキフライ盛はいただいたことあったのですが
今回はさらにパワーアップして
レタスの上に
メンチカツ!!
そして、メンチの上に
カキフライ!
そして、カキフライを遥か下方に見ながら
エビフライがそびえ立つ!
というとんでもない盛り合わせが
『マスターからサービスです♪』(part2)って!笑
もうね、これだけで
お腹はじゅうぶんなんです◎
マー君、謙一はこれから
エビフライを食べようってのに
その前座でエビフライ登場◎
普通の店だと『大エビフライ』として売られていてもおかしくないようなね◎
みんなで取り分け、ドキドキしていると
それぞれのところに
ステモリチキンプレートが
超巨大エビフライ定食が
ステーキ盛プレートが
どっかんと置かれ、配膳された順番にそれぞれが
食し始めました◎
そして、みんなから遅れること3分
ついに僕の600gハンバーグが姿を見せました◎
比較対象が無いので分かりづらいですが
奥に見えているクリームコロッケが
いわゆる普通のコロッケとかハンバーグのサイズです笑
もうね、オーストラリアの雄
エアーズロック並み!!
厚み(推定6cm)笑
味はね、美味しいんですよ◎
本当に◎
最初、ナイフを入れると
じゅわーって肉汁がしみ出てきて
ほおばると
特製のソースと見事に絡み合い
昨日、ハンバーグだったけど
今日もハンバーグでも全然いいなぁ◎
ってな感じで進み行くわけですよ◎
ただ、ですね
分け入っても 分け入っても 青い山
by種田山頭火
こんな感じです
分け入っても 分け入っても 汁したたる肉
by小椋道太
その山の3合目ぐらいですでに
自分の限界が見え始めたのです◎
完全にその肉の山で遭難した僕は
それでも、前に上に進まなきゃと
ナイフとフォークを使い分け
分け入るのですが
いかんせん頂上が遠い。。。
そして、さらに
頂上に近くなるにつれて
傾斜が急になっていくモンブランのように
時間の経過と共に
僕らはため息しか出なくなりました◎
チラッとキッチンの中を見ると
『してやった!』と言わんばかりのマスターが◎
それでも何とか、ストイックに頂上を目指し
登り始めてから20分後
最後の一口はフォークを持ったまま2分くらい
口も手も近づこうとしなかったのですが
目を瞑っていても
フリースローを決めてしまう
スラムダンクの流川のように
体がフォークに刺さった肉を口に入れることを覚えていたせいで
なんとか食べ終わりました◎
毎度毎度
達成感を味わえるはずの登頂の瞬間なのに
味わえるのは圧倒的な敗北感◎
でも、なぜか
『また来まーす!』って言って
お店を出て
西荻駅までみんな無言で帰るのでした笑