秋田研修記2
前回の記事
さて、そんなこんなでなんとか無事に
予定通りの新幹線に
滑り込みセーフで乗り込んだ僕ら◎
過去を悔いてもしょうがないけど
あえて探すベストの状態があるとすれば
本来ならば
ゆとりを持って東京駅で駅弁を物色
数ある中からその日の自分に合った一番のものを購入
それと同時に数本の缶ビールも購入◎
まぁ、缶ビールじゃそんなに酔っ払わないし
秋田までの4時間
神谷と色々と真面目な話でもして行こうか
とね◎
まぁ、でも先の日記のごとく
東京駅で駅弁はおろか、ビールの一つも買うことが出来ていないわけで
いくら慣れ親しんだ神谷でさえも
新幹線のシートで隣同士
不意に、
『今期の売り上げはさ・・・』
などと切り出すのはどうも不自然極まりないのです◎
そこで、缶ビールなどってのは有用だなあ
なんて思っていたのですが
如何せん、無いわけで・・・
当初の予定はずいぶん狂ったけど
僕はアレを出すことにした◎
前の日記でもキーワードとして
文章中に二つほど置いておいたけど
何事も
予習が大事
なんですよね◎
さて、何を予習するか?
僕らが今回の研修で一番メインに置いているものは
秋田の新政さんを訪問し
日本酒の造詣を深めよう
と◎
で
あれば
教本やネットでの文字的な学習なんぞより
実地研修じゃないかと◎
本を読んだって
スキーは上手にならないんだよね◎
スキー場に行って
とりあえず、板を履いて立ってみる
なんなら、いきなりリフトに乗って上級者コースに行ってみる
すれば、なんとか必死にでも死線を潜り抜け
降りてくる頃には滑れるようになっているわけよ◎
と言うことで
タイミング的は少々早いが
予習学習の始まりだ◎
新幹線はまだ最初の停車駅上野を出たばかり◎
僕はカバンからこいつを出した◎
新政NO6 typeS
見よこの斬新なラベル◎
6号酵母発祥の地と言う歴史的背景をアピールしつつも
あくまで現代的に◎
いい意味で日本酒らしからぬラベルから想像されるワクワク感◎
何度も飲んできたがこの開けたてのフレッシュ感や
爽快感、青りんごや梨のような清冽感と柑橘系の爽やかな酸を軽く感じ
日本酒独特の麹臭さや、アルコール臭もせず
アルコール度数も気持ち低めになっていて
初めて日本酒を飲むような方でも
従来の辛口ばかりを好まれるような方でも
『ん??あれ!?!?!
何だこのお酒!!
美味い!』
ってなっちゃうんだよね◎
いやぁ、勉強勉強◎
おそらく、3月16日にデビューしたての
秋田新幹線スーパーこまち
で
秋田のー
新政のー
NO6のー
一升瓶を開けたのは僕らが最初じゃないか
と◎
色んなシーンにお酒って連れて行ってもらえ
そのシーンごとに味わいなども、きっと変わってきて
その中でも、秋田新幹線の中で飲む新政NO6について
僕らは事前学習しておこうと◎
だって、翌日
憧れの祐輔さんに会ったときに
『実はね、来年は新幹線の中で飲む時に
最大のパフォーマンスを見せるお酒を仕込もうかと思ってるんだよね』
って言う言葉が出た際に
『あ!それなら僕らもぜひ意見させてください!
そう思って、赤い新幹線の中で実際に体験してきましたから!』
って言えるじゃない◎
はいはい、
きたきた、コレね
と◎
やった人と
やってない人では
月とすっぽんぐらい言葉の重みに差があるから◎
今まで人生で何度も遭遇した
経験者と未経験者の違いってやつね◎
そのシーンをかんがみての
僕らの勉強タイムが始まったわけです◎
スーパーこまちに佇むNO6
ま、大宮あたりでは
まだ全然だったものの
仙台でいい気分に
盛岡では、ほろ酔いに
しばらく停車するとのことで
ホームに降りて記念撮影◎
酔っ払いに見えますが
あくまで勉強中です◎
そうこうしているうちに
一升瓶に入っていたはずのNO6は
蒸発してしまい、瓶の中が空に◎
(新幹線の中は不思議な力が作用しているのかもしれません
やはり次節の研究にはどうでしょうか?祐輔さん)
頃合いを見計らって席に来て頂ける女性が
大きなカートにたまたまビールを持っていたので
小銭と引き換えに数缶ほど頂く◎
そのビールも空く頃、再び同じ女性が通る
失礼かとは思ったものの
『まだ、ビールあったりしますか?』
と聞いたところ
快く譲ってくれた◎
お礼に、と
夏目漱石さんの肖像画を渡したら
『ではこちらもどうぞ』と
日本銀行と書かれた銀色の硬貨を頂く◎
東北の女性は控えめで優しく奥ゆかしい◎
ビールを飲みながら、気が付けばあっという間に
しれーっと秋田に到着◎
『よっしゃ、せっかくだからこの電車と一枚写真を撮ろう』
と先頭車両まで行き
カメラアプリを立ち上げたところで
(あ、さっきも盛岡で撮ってんじゃん)
と気付く◎
ま、めげずに撮影◎
ま、それぐらい勉強したってことです◎
まぁ、その後はホテルにチェックインして
気が付けば2人とも寝ちゃってたよね◎
仕事後に不眠で
さらにアレだけ脳を使ってんだもん、
そりゃ、しょうがない◎
先に起きた神谷から
僕の部屋の電話にコールが入る
その電話で起きた僕に
『おい道太!8時半やぞ!』
いやぁ、寝すぎた・・・
秋田初日の夜をすっ飛ばして
朝を迎えてしまった・・・・・・
と思ってカーテンを開けたら
夜だった◎
ただただテンションが上がった◎
つづく